出張勉強会 講師からのメッセージ~マネジメント編~
男性の家事・育児への参画は、第2子以降の出生率に影響を与えるというデータもあり、
女性活躍の推進だけでなく、人口減少対策の観点からも重要なテーマとなっていますが、
企業にとっても少子化は、働き手の不足に直結する大事な問題です。
事業者として、男性の育休取得・家事参画を支援することが企業存続のキーワードとなった今こそ、
「男性の働き方改革」について知ることが、企業の経営戦略上のアドバンテージとなります。
そこで、その内容を各企業に講師が出向いて
「わかりやすく」「面白く」お教えする『企業のための出張勉強会』を実施します。
自身の経験も豊かな講師陣が勢ぞろいしています!
まずはマネジメント(経営者向け)をテーマとした講師3名をご紹介します。
①有限会社大豊陸送 代表取締役社長 柴田智恵さん
~講師からのメッセージ~
「(男性が)育児休業を取ることが、わが社や社会のメリットにどうつながるかをイメージしながら、戦略的にサポートしていただきたい!」
経営者であり、松山東雲大学・同短期大学の非常勤講師でもあり、
臨床心理士・公認心理師という心のケアのプロでもあるご経験から、
社員一人一人の「個」を大切にしています。
本業では2024年問題(※2024年4月1日以降、トラックドライバーの時間外労働時間の上限が年960時間に制限されることにより発生する諸問題。)を見据えて、長距離輸送から撤退。
「苦渋の決断ではありましたがそれも社員を守るためだった。」と柴田さん。
トラックドライバーの定着率が高く、退職された社員も「また働かせてほしい」と戻ってくる職場環境にしています。
②株式会社日本エイジェント 常務取締役 樋口孝幸さん
~講師からのメッセージ~。
「全社員が「熱狂」する社内イベントのプロデュース方法や、若手スタッフにプロジェクトを積極的に任せ、その成果を最大化するマネジメントの手法などについて深く掘り下げます。
働く人が「主体的」に考え、「挑戦」し続けるための実践的な内容を、成功事例だけでなく失敗事例を交えて共有します。」
1974年長崎県佐世保市生まれ。
2012年不動産の無人店舗「スタッフレスショップ」、
2018年より入居者対応支援サービス「レスQセンターネットワーク」を全国に向けてFC展開。
ビジネスモデル特許を複数取得し、
経済産業省主催「中小企業IT経営力大賞」の優秀賞も受賞しています。
2020年にコロナ禍で企画し立ち上げた若手社員で構成される非対面営業専門の「サテライトリーシングチーム」が大きな話題を呼び、
2021年にテレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰「個人賞受賞」を受賞しました。
現在は株式会社日本エイジェント経営企画部で社内の様々な企画・立案などを行っています。
③株式会社あわしま堂 管理部人事課 課長 野間須 陽さん
~講師からのメッセージ~
「『男性の育児参画』を経営戦略としてとらえて捉えていただくための勉強会です。
男性の育児参画の重要性や法改正を振り返りながら、当社の取り組みや今後の課題をありのままお伝えします。」
2003年4月 あわしま堂入社(営業職)。3児のお父さん。
あわしま堂は、他社に先駆け全社員の育休取得を義務付け。
制度が定着し始めるも、
社内に流れていた「育休を取得することによる同僚などへの業務のしわ寄せを心配して、
最低限の休業だけ取得する」という空気感を払しょくするため、
家庭と仕事の両立について自身の経験も活かしつつ、
社内の環境を変えるきっかけを作っています。