
11月22日(土)だんだんPARKで開催した「補助輪はずし講座in松山」には、11組33名の親子にご参加いただきました。
講師は第4回の今治開催に引き続き、地元愛媛のプロサイクリングチーム「Velolien(ヴェロリアン)松山」の清水監督、桂選手、新開選手の3人。
親子で一緒に、自転車を補助輪なしで乗るコツなどを学びました。

参加者は会場のだんだんPARKの大きなホールに集合。

講師の自己紹介の後、クイズで自転車に安全に乗るルールをおさらいします。
講師からの問題に、正解だと思う方に手を挙げてもらうクイズ形式で楽しく学びました。

そして、お子さまの命を守る大事なヘルメットを正しく着用するポイントを教わります。
・おでこを隠すように被る
・あごひもは指2本分入るくらいに調整
・頭を振ってもズレないようダイヤルを締める
お子さまのヘルメットをチェックするパパたちの眼差しも真剣です。

さて、練習会場に移動して、いよいよレッスンスタート!
まずはサドルに座って、歩くように進む練習から始めます。
ポイントはしっかりとサドルに座ること。
バランスを取る練習になります。

慣れてきたら次は、サドルに座って走ります。
つい怖くて下を見てしまいますが、真っ直ぐ進むためにもしっかりと前を見ることが大切です。

次はちょっとレベルアップして、大股で足で地面を蹴りながら進みます。
慣れてきたら、トーントーンと大股の後、パッと両足を開いて、少しの間地面から足を浮かせます。
この時点で、早くもしっかりバランスが取れているお子さまも!

ここからは、いよいよペダルを着けて挑戦!
まずは右足だけペダルに置いて歩き、慣れてきたら走って進みます。
ペダルに足を置いた状態でバランスを取るのは、なかなか難しそうです。
パパたちのサポートにもさらに熱が入ってきました。

スピードがついてくると、ペダルをこぐ練習です。
「前見て!」、「こいでー!」と、支えながら一生懸命に伴走するパパの声が響いていました。

危ないからと大人がハンドルを持って支えてしまうと、お子さま自身でバランスを取ることができないそう。
傾いてきた方の肩を、そっと支えるのがポイントです!

この段階になると、スイスイと自転車に乗れるようになったお子さまも出てきました!
完璧に乗りこなす姿に、見守るパパや講師からも「おぉー!」と歓声が。
子どもの成長スピードに感動する瞬間です!

練習した後は、ホールに戻ってパパ同士の座談会。
同じような年代のお子さまを持つパパの悩みは、ぞれぞれです。
「兄弟ゲンカが多くて大変」
「子どもが体調不良の時に困る…」
といった相談もあり、近くのパパ同士でどのように工夫しているのかを話し合いました。
「上の子だけ、下の子だけとならないように気を配っている」
など、各家庭の子育て方針を通じてアドバイスし合うなど、普段なかなか話す機会のないパパ同士、本音で話し合う姿が見られました。

最後は、一生懸命練習したお子さまへ、パパから賞状のサプライズプレゼント!
うまく自転車に乗れず悔しくて泣いてしまうお子さんお子さまもいましたが、パパと一緒に最後まで頑張りました。
親子の絆が感じられた補助輪はずし講座でした。

参加したパパたちからは、
「補助輪が外れて良かった」
「思ったよりできていたので、家でも練習したい」
「プロにステップを踏んで教えてもらえたので良かった」
「この講座をきっかけに自転車を買ったので、これから家でも乗りたい」
「独学で教えるのは難しいので、このような講座があって良かった」
といった声が寄せられました。

最後に講師からサドルの調整についてアドバイスが。
サドルのちょうどいい高さは、座った状態で両足のつま先が着くくらいだそう。
ぜひ、お子さまのサドルの高さをチェックしてみてくださいね。

Velolien松山の皆さん、楽しい講座をありがとうございました。
今回は、乗れるようになった成長の瞬間が見られたり、徐々に上手くなっていったりと、パパにもお子さまにも有意義な講座となったようです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
