
12月6日(土)、内子町文化伝習センターで開催した 「親子DEなわとび講座in内子」 には、8組の親子にご参加いただきました。

講師は、一般社団法人愛媛県なわとび協会の岡本さんとその息子さん。
なんと、今回は親子で先生を務めてくださいました!


まずは、なわとびを使った親子ストレッチから。
つま先立ち・片足立ちをした後は、お子さまがパパ・ママの周りを片足立ちでジャンプしながら周ります。

ストレッチも親子ですると楽しいですよね。暖かい冬の日差しに照らされたみなさんの笑顔が眩しいです。

準備運動が終わったら、早速なわとびの基本を学びます。
まずは、グリップの持ち方から。
上手に跳ぶためには、
・5本の指全てで持つ
・親指はリモコンのボタンを押す時のように置く
というのがポイントだそう。
次に縄の長さ調整です。
長すぎると縄を回すのが大変なので、少し短めにするのがおすすめ。
二重とびや三重とびに挑戦する時は、真ん中を踏んでおへそあたりにグリップがくるくらいが跳びやすい長さとのことです。
縄が長い場合、グリップの近くで結んで短くするという方法も伝授していただきました。
グングン背が伸びるお子さまたち。縄を切らずに調整できるのはありがたいですね。


さあここから、実際になわとびを跳んでみます。
最初の関門は「うまく縄を回せるか」です。
肩から大きく回して自分の前に縄がきたらピョンっと跳び越えます。
続けて回すのではなく、まずは1回ずつ跳び越えることを意識するのだそうです。

うまく回せるようになったら、ここからちょっとレベルアップ。
まずマントのポーズで、肩になわとびを置いて回し、慣れてきたら、縄を跳び越えるまでの時間をだんだん短くしていきます。
高くジャンプ!上手に跳べるようになったお子さま達も増えてきました。

前跳びができるお子さまたちには、少し難しいミッションが。
前跳びしながら、足を開いたり閉じたりと、グーパーします。
これもできるようになったら、足を縦に重ねるようにチョキチョキ跳びや、順番にグーチョキバーとしていきます。
お子さまのレベルに合わせて挑戦してもらいました。

ここで、お子さまたちの気持ちを上げるポイント!
なわとびに引っかかってしまっても、そこで回数のカウントを止めてしまうのではなく、足していくことが良いそうです。
大切なのは、引っかからずに跳べたかではなく、何回跳べたか。
こうやって数が増えていくことで、お子さまたちのやる気も気分も上がっていくそう。
お子さまの気持ちを上げる!これもパパたちの大切な役割ですね。


ここからは、お楽しみタイム。
1つの縄を2人で回したり、親子で一緒に跳んだり。
みなさん笑顔で楽しんでいました。

1本の縄で何人跳べるかにもチャレンジ!
親子2人から、隣の家族と協力する姿も…。
最後はみんなで相談して、全員で縄を順番に跳び越えることに。
なわとびを通じて、あっという間に仲良くなれました。

最後に先生から、「なわとびの上達は、親の関わり方次第」というお話がありました。
今の季節は外は寒いし、失敗すると当たって痛い。
けれど一緒にいて見てくれていることで、お子さまはモチベーションが上がるそうです。
忙しい毎日でも、ぜひ合間にお子さまと一緒になわとびを楽しんでみてくださいね。

参加したパパたちからは、「妻に勧められて参加したが、楽しかった」
「こういった講座でみんなで学ぶ機会があるのは良かった」
「子どもの成長はすごいなと感じた」
といった声が寄せられました。

パパ同士の交流の時間では
「外遊びで何をしたら良いか悩む」
「ボールの使用がダメな公園では何をして良いか分からない」
といったお悩み相談もあり、講師からは、
「室内遊びでもいい。パパにしがみついて落ちずに何秒耐えられるかといったゲームや、モルックなども良いかも」
「些細なことでもゲーム性を持たせることで興味を持つ」
といったアドバイスがありました。

岡本先生と息子さん、楽しい講座をありがとうございました。
パパたちも一緒に体を動かしていい運動になり、親子コミュニケーションにもなったようです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
