
11月12日(水)愛媛大学理学部にて 「ライフデザインワークショップ」 を開催。
就活を意識し始める2年生中心に約70名が受講しました。
最初に理学部の前原学部長から、ライフデザインの重要性について、就職活動にも必要なことで、これを機会に自分の人生をしっかり考えるように、と語られました。

次に愛媛県から、愛媛には「ひめボス」という認証制度があり、働きやすく、働きがいのある職場づくりに取り組む魅力的な企業がたくさんあることや、具体的な認証企業の取組の紹介がありました。

そして、いよいよ講義にはいります。
講師はキャリアコンサルタントで、会社の新人研修や大学講師など長年の豊富な実績がある河野先生です。
導入部分では、長い人生を考えることの大切さについて語られました。
学生に「自分は100歳まで生きると思う人!」と問いかけると手を上げる人はごくわずか。
しかし今、100歳以上の高齢者は9万人を超えており、その長い人生を自分らしく過ごすためには、まず「自分を知ること」が重要です。
そこで過去の出来事を振り返り、自分が何を大切にしているのかを見つける「価値観シート」を使ったワーク1に進みます。

ワーク1のシートは事前課題にしていましたが質問したい学生もいるので、講義中も書く時間をとりました。
皆さん、昔を思い出しながら真剣に書き込んでいきます。
わからないところは、講師が巡回しながら1人1人に答えていました。

書き終えた後、学生にこのシートで得たことや考えたことを聞いてみると、自分の性格を分析できたという声があり、自分を知るいい機会になったようでした。

講義は、この後、人口減少問題や晩婚化、出産や結婚などで退職する女性が多い事にも触れていき、より理解を深めるため、何度か質問タイムを設けました。
結婚したいと思う若者が約8割というアンケート調査データから、将来結婚したいと思うかを講師が問いかけると、まだ自分の事として結婚をイメージ出来ていない学生が大半でした。
講義が進み、妊孕性についての動画を視聴。
助産師さんから、健康は妊娠・出産にも関係していること、将来子どもを持つ持たないに関わらず、健康を維持することの大切さを伝えていました。
講師からも日頃の食事などの健康管理が大事だとお話がありました。

その後も講義が続き、家事・育児が女性に偏っている現状について、学生たちに家事はどちらがやるのがいいか聞くと、男子学生は半々が良い、に大半が挙手。
夫の協力が妻のキャリアに影響を与えていることなどを、データを基に講師がわかりやすく伝えていきました。
続いて自分のライフデザインを具体的に書いていくワーク2に入る前に、ライフデザインワークに意欲的に取り組んでもらおうと、お笑い芸人ティモンディさんの動画メッセージを視聴。
良く知っている芸人さんの登場に、学生たちの表情がさらに明るくなったように感じました。
ワークシート2は自分の人生設計、未来へ向けて年表を作ります。
40歳や50歳といった遠い未来の自分が想像できないと空欄のままの人も。
書けないことも一つの気づき。記入例なども参考にしながら悩むことも大切です。
講師からは、ご自身のお子さま(現役大学生)が作成したシートが紹介されました。
実はシートを作成した時に、ご本人が自分のやりたいことに気づき、すぐに海外行きを決めたそうです。
シート作成で自分のやりたいことを発見できた、いい事例となりました。

次にデザインした人生を実現するために、TODOリストで具体的な行動目標を設定。
学生たちは真剣に机に向かって記入しつつ、話し合いながら考えを深める姿も見られました。
発表では「目上の人と話せる力をつけたい」「町おこし企画をやりたい」「海外留学したい」「部活で全国優勝目指します」など積極的な行動を伴う目標が多く出ました。
まとめとして講師からは、作ったワークシートは後で見直すことが大切、もう一度記入してみて自分の書いた内容を振り返ってください、と学生に伝えました。
時々立ち止まって自分を振り返ることで、変化に気づき未来を軌道修正していく、その時間も必要ですね。

授業後のアンケートでは
「将来を考えるきっかけになった」
「自分のチャレンジ精神を掻き立てるきっかけになった」
「人生設計の重要性について理解できた」
「いろいろな意見を聞くことができて、将来何をしたいのかもっと考えようと思った」
といった声が集まりました。
社会人になる一歩手前にいる大学生の皆さんが、これから長い人生をどう生きるか、多くの選択肢から選ぶとき、この講義が光り輝く人生を進んでいく助けになれば幸いです。
前原先生、職員の皆様、並びにご参加いただいた学生の皆様ありがとうございました。
