第1回ワーク&交流会 報告レポート
7月22日(土)にコミセンこども館にて、第一回のワーク&交流会が開催されました。 下は4か月から上は10歳まで幅広い年齢のお子さまと、パパやママたちが集まりました。 9:45 受付開始 ベビーカーで来る人、兄弟で騒ぐ子、にぎやかでした。 10:00 スタート えひめスクラムプロジェクトのこと、イベントのスケジュールを説明。 頼りになる保育士さんお二人もご紹介しました。 10:05 講師紹介・講義開始 子どもへの言葉のかけ方について 実践ペアワーク 【話し方のポイント】 ・子どもたちと話す際には、目線を合わせることで信頼関係を築くことができます。 ・子どもたちと同じ目線になるために、しゃがんだり姿勢を下げることで、コミュニケーションの距離感を近づけることができます。 ・参加者同士でペアを組み、横向きの聞き手と向かって話す状況・向き合った相手と話す状況を体験しました。
大半が向き合った方が聞いてもらってる感じがしたとの感想がありました。
相手の気持ちを考えながら、手を止めて向かって話すことは大切なんですね。
講師の伊藤悟志さん イクメンが流行語になった時に、ちょうど奥様が妊娠。 『男性でも育休が取れる』と知って、 相談したら奥様が賛同して背中をおしてくれたことで、職場の男性で初めての育休取得者に。 イクメンってかっこいいな、くらいに思って始めたそうですが、苦労も色々あったとか。 その体験談は参加者のパパ達も興味津々に聞いていて、参考になった様子でした。 10:50 子どもたちと遊びながら 言葉かけ実践 他のお父さんとも交流しながら、こどもと遊んでる様子が見られました。 11:20 お父さんの交流会に移動。意外と講師は質問攻めでした。 11:30 閉会
以下は、子どもたちとのコミュニケーションをよくする話し方について学んだ内容です。
【親としてのことばかけ】
子どもたちには、寝る前や毎日の日常生活の中で、
「生まれてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えたり、
「○○ちゃん、大好きだよ」と愛情を表現することが大切です。
これらの言葉かけは子どもたちの自己肯定感を高め、親子の絆を深めます。
【甘えと自立のバランス】
甘えは成長過程において重要な要素ですが、子どもたちが成長するにつれて比重が変わります。
適度な甘えを受け入れつつ、子どもたちの自立心を育むサポートをすることが肝心です。
自立心が培われると、子どもたちは自信を持ち、将来に向けてより堂々と成長していけるでしょう。
【お父さんの子育てへの役割】
母性本能は女性だけに備わったものだというのは思い込み(アンコンシャスバイアス)で、お父さんも子育てをすることで愛情が芽生えます。
お父さんが積極的に子どもたちと向き合い、関わることで親子の絆が深まり、子どもたちの成長にとって大きなプラスとなります。
【自己肯定感を高める言葉の重要性】
自己肯定感を育むためには、子どもたちに対して肯定的な言葉をかけることが大切です。
子どもたちが自分に自信を持ち、自分を愛することができるような環境づくりが重要です。
【子どもの移動に対する工夫】
子どもたちを移動させる際には、楽しみながら効果的な方法を考えることがポイントです。
・タイマーを使う: タイマーをセットして競争感を持たせることで、子どもたちの協力意欲を引き出すことができます。
・こそこそ話で言う: 子どもたちには遊び感覚で指示を伝えることで、楽しさを感じながら移動することができます。
・実況中継風に、楽しく促す: 子どもたちの興味を引くような楽しい言葉や声掛けをして、移動を促すことが有効です。
【いたずらの対応方法】
もし子どもがスーパーの商品を傷つけようとした場合、以下の対応が効果的です。
・共感しつつ手を制止する: 「触りたいんだねー」と共感の気持ちを示しつつ、手を制止することで、子どもたちには何が適切でない行動なのかを理解させることができます。
・目線を同じに合わせて伝える: 目線を合わせることで、言葉だけでなく視覚的なサインも伝えることができ、子どもたちの理解力を高めます。
これらのアプローチとポイントを実践することで、子育てにおいてより良い関係を築くことができるでしょう。
【感想とまとめ】
自己肯定感と話し方の重要性について学び、実際に参加者同士で体験を重ねることで、より理解を深めることができました。
子どもたちとのコミュニケーションにおいては、相手の気持ちを尊重し、自己肯定感を育むことが大切であることが再確認された有意義なイベントとなりました。