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交流会

2024第6回ワーク&交流会 報告レポート

2024.11.29

パパの仕事と家事・育児の両立を応援する「えひめスクラムプロジェクト」
第6回のテーマは自転車!
「現役アスリート直伝!補助輪なし自転車マスター」
でお子さまの成長をサポートします。
講師には全国大会でも活躍中の、
地元愛媛プロチーム「Velolian松山(ヴェロリアンまつやま)」の選手を迎え、
自転車の補助輪なしで乗るコツなどを学びました。

受付開始時間前になると、補助輪を外した状態の子ども用自転車が、
会場のGRGAREGEへ次々と運び込まれてきました。
自分で外せなかった人はメカニックさんがお手伝い。
かっこいいVelolian松山号も子どもたちの見守りとして置かれました。

当日は朝から小雨が降っていたものの、
会場は雨天でもできるように屋根もあるので濡れずに安心です。
しかしお天気の神様は気まぐれ。
どんどん上達する子どもたちに合わせるように雨も風もどんどん強くなり・・・
途中、風が強くなったら一旦ホールに戻ったりしつつ様子を見ながら、
安全面でも注意を払って、「Velolian松山」のみなさんと9組の親子総勢34名で挑戦しました。

監督の清水さんと向かって左から新開選手・桂選手。ユニフォーム姿もかっこいいですね!

最初はだんだんホールにてVelolian松山のみなさんの自己紹介です。
みんなに自転車を教えてくれるのは「監督」と「よっしー」と「しんちゃん」。
みんなの自転車の管理はメカニックの「けんちゃん」が担当します。
それぞれパパにしっかりヘルメットを確認してもらい、安全のために手袋もします。


その間に託児や付き添いのお子さんたちは、あそび場ナナイロへ。
ここはデンマークのおもちゃブランドの遊具がたくさんあります。
通常は有料なのですが、なんとこのイベントに参加のご家族は無料!
補助輪を外す練習ができて、ママや他の兄弟は無料で遊んで待てる、お得なイベントです。


その後は移動し、補助輪なし自転車の練習スタートです。

まずは、乗る前に安全確認。
①ヘルメットはしっかり向きを合わせてかぶる(あごひもは指2本分の余裕を)
②自転車の左側から乗る(右だと車道のため)
③ブレーキが効くか確認(右:前ブレーキ、左:後ろブレーキ)


ペダルと補助輪もない状態で、サドルに座って歩くことからスタート。
1周したら、次はサドルに座って、両足でしっかり蹴ってスピードを上げます。



怖くて下を向いてしまいがちですが、そうするとバランスがうまくとれません。
きちんと前を見るように監督からお話がありました。

雨がひどくなり、一時中断。
その間に、メカニックのけんちゃんがみんなのペダルを元に戻してくれていました。
これからは実際にペダルを使って自転車に乗ります!

片足をペダルに乗せて歩く

片足をペダルに乗せて走る

片足をペダルに乗せてスピードが上がったらペダルを回す

この段階で、見事、補助輪なしで自転車を乗りこなすお子さんが!!
会場からは、おぉーと歓声が上がります。

よっしーからは、パパたちの補助について説明がありました。
最初に補助をする時は、サドルの後ろを持って自転車を支えます。
ある程度乗れるようになったら、肩を支えてサポートします。
倒れそうになりそうな方の肩を支えることで、バランスがとれるようになるそうです。
力のいる動作なので、パパならではのサポートですね。

途中でサドルの高さを調整するお子さんもいらっしゃいました。
サドルのちょうどいい高さは、座った状態で両足がしっかり着く高さだそう。
こちらも慣れてきたら、サドルを上げてつま先が着くぐらいに調整するそうです。
ぜひ、お子さんのサドルの高さをチェックしてみてくださいね。

さて、ここからは恒例のパパ交流会。
会場を移して、今日の感想や子育ての困りごとを順番に話し、交流を深めていきます。

ずは今日の感想について、
「子どもは行きたくないようだったが、来てよかった」
「乗れないかなと思っていたが、成長していた」
「天気が悪すぎて、時間が足りなかった」
「ずっとサドルを持っていたらいいと思っていた、力加減や気の使い方が分かった」
お子さんの成長した姿や、
パパの補助の役割など短い時間でパパにも子どもたちにも得るものがあったようでした。

監督からは、
「蹴って進む速度を上げる。スピード感を覚えさせてあげる」
「補助にはリュックを背負わせて上の部分を持つ方法もある」
こんなアドバイスがありました。

パパたちのお悩み相談は、
「子どもが言うことを聞かずに、つい怒ってしまうことがある」
「つい汚い言葉で怒ってしまい、子どもがそれを覚えてしまう」
「ママにも怒られてしまう」
など、子どもへのり方のお悩み相談がありました。

参加した他のパパからも、
「アンガーマネジメントで5秒待ついいが、なかなかできない」
こんなお話もありました。

子どもを叱るのは難しいですね。
つい、感情的になってしまうことも。怒るのではなく、叱る。
何が悪かったのかなど、理由を説明するようにすると親も一呼吸おけるのでいいかもしれません。

あっという間に終わってしまいましたがそんな中でも
、補助輪をなしで乗れるお子さんや、バランスをしっかりとれるようになったお子さんもいました。
もうあと一歩!これから、パパと練習ですね。

最後は、嬉しいサプライズ。がんばったお子さんたちへ、パパから賞状のプレゼントがありました。
子どもたちのはにかんだ笑顔にこちらも癒されるひと時でした。

補助輪を外して乗れる瞬間は一生で一度しかありません。
その大事な瞬間を共にすることで、パパは成長を実感し、
お子さまには特別な思い出ができるのではないでしょうか。

また肩を抱いてバランスをとったり、
後ろから引き上げたりと力技となる場面が多いのもパパの力が頼りになります。
乗り方の指導も怒らず焦らず、子どものペースに合わせる、
というのも親子コミュニケーションに必要なことです。
自転車に乗れるようになるだけではなく、そこには子育てのヒントやコツが詰まっています。

短時間での講座だったので乗れるようになるまであと一歩!のお子さまには
おうちでパパと練習することで、さらに絆が深まると思います。
ぜひトライしてみてください。

ご参加いただき、ありがとうございました。

 

 

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