オンライン
相談はこちら
Result
交流会

第4回ワーク&交流会 報告レポート

2023.10.30

お父さんの家事と育児の両立をサポートする、「えひめスクラムプロジェクト」
第4回となる10月15日に開催されたワーク&交流会は、「かんたん!親子料理教室」。
今回はお父さんと子どもたちが協力して、簡単なレシピの時短料理にチャレンジしました!

この日のメインはご家庭でも馴染み深い「ナポリタン」と、講師を務めて下さる岸朋子先生がトルコの家庭で作られる定番スイーツ『ムハッレビ』のレシピをヒントにしたデザート、「ミルクプディング」です。

教室の冒頭には、岸先生から子どもたちの食育の大事さについてのお話がありました。
食事をする、料理を作るという体験は、発達途中である子どもたちの五感をフルに使い、豊かな感受性を育める非常に貴重な機会です。
食材の多くはその調理方法によって、色が変わったり形も変わったりしますが、大人にとっては常識でも、子どもたちにとってはそれが大きな発見になることもありますね。

そんな発見を通じて今日は親子で料理を楽しんでください、という岸先生からのお話を聴いた後は、皆さん親子で揃ってエプロンと三角巾を準備します。
料理をするための衣装に着替えたら、さっそくレッツ・クッキング!

調理開始の冒頭から、早速岸先生による日常でも役立つアドバイスが。
「食後のスイーツを一緒に作る際は、冷やす時間を考慮して一番最初に作ります」というポイントにならい、まず最初にミルクプディング作りに取り掛かります。
敢えてレシピは見ずに、先生の口頭説明に沿った順番通りに料理をしていきます。さて、上手にできるかな?

先生の考案したミルクプディングは、作り方もとっても簡単!
卵や砂糖を始めとした材料を順番に混ぜて、小鍋で数分間火にかけるだけ。
加熱するだけであっという間にとろっとしたプリンのタネができあがり、これにはお父さんも子どもたちもびっくり。

小鍋のタネをプリン用の容器に取り分けて、まとめて冷蔵庫にイン。あとは美味しく冷えるのを待つだけ!
あっという間にデザートの準備が終わり、続いては本日のメインとなるナポリタンに挑戦です。

今日のテーマは「かんたん時短料理」。というわけで、料理の手順も要領よく、いくつかの作業を同時並行でやっていきます。
具材となる野菜を切っている間に、パスタ麺は専用の容器を使って電子レンジで準備。
日々忙しいお母さんの中にはこのテクニックを日頃から使う人もいるでしょうが、この日参加したお父さんたちの多くは電子レンジでパスタを茹でるのが初めて。
お子さんと一緒に「こんなに簡単に出来るんだ!」と驚いていた方もいました。

野菜を切る手つきにも、日頃の料理経験が顕著に表れます。
トントントンとリズミカルに切るお父さんもいれば、ゆっくり丁寧に細かい部分まで包丁を入れていくお父さんもいます。
中にはお父さんでなく、自分がやりたい!とはりきって包丁にチャレンジする子たちも。
子どもたちの成長や挑戦が間近で見られるのも、一緒に料理する醍醐味です。


講師の岸先生もレシピを説明しつつ、それぞれのお父さんたちにいろんなアドバイスをしていきます。
ピーマンは縦に切った方が栄養豊富に食べられること。マッシュルームなどのきのこはカサを下にした方が切りやすいこと。食材はフライパンを熱する前に入れても大丈夫なこと。
意外と知らない料理の小さなコツに「なるほど!」「ほんとだ!」と、お父さんたちもたくさんの発見があったようです。


ところどころ慣れない調理過程にも親子で一緒にチャレンジする中、部屋のあちこちからナポリタンの美味しそうな匂いが漂ってきます。
中には子どもたちと連携を取りながら、要領よく調理器具の片付けや調理場の整理整頓を進めるお父さんも。


卵は溶いてレンジでチンするだけ。今回はそのまま上に乗せましたが、崩せばスクランブルエッグにもなる、便利な調理法です。
一生懸命取り組むうちに気づけばクッキング開始から1時間ちょっとで、ナポリタンとミルクプディング、付け合わせの野菜と卵料理もついて、完成です!

大きなけがやトラブルもなく、参加した全ご家族のお父さんと子どもたちが上手に2品を作ることができました。
完成して、さっそくみんなでいただきます!
自分たちで作った料理は普段よりさらに美味しく感じる!という人も、どうやら多かったようですね。


先に食事を終えたお父さんたちにここで少しだけ集まってもらい、日頃の育児や仕事と家事の両立についての意見や悩みを交換する交流会の時間です。
今回の調理体験を終えて、多くのお父さんから「作ってみると意外と簡単だった」「子どもと一緒に楽しくできた」という声が。
しかし同時に「これを毎日、栄養バランスも考えつつレシピを決めるとなるとかなり大変」という意見に、大半のお父さんたちがうんうんと頷いていました。

夫婦での家事・育児のバランスについては、「自分が家事・育児を請け負うというより、定期的に妻に1人の時間を作るようにしている」というお父さんも。
当然出来る範囲でのお手伝いはしつつ、お母さんが子どもたちと常に一緒にいる負担を軽減する、という形で協力している方もいる様子。今日の料理教室に子どもと一緒に来たのもその一環です、と話されているお父さんもいました。

また日頃の育児の相談・意見交換の中では、今回の料理教室テーマに因んで、「子どもの偏食に悩んでいる」というお父さんがちらほら。
悩みに対しては講師の岸先生からも、「苦手な食べ物を一緒に育てたりすると、愛着が湧いて食べてみようという気持ちに繋がるケースもある」というアドバイスがありました。

交流会が終わる頃には食事を食べ終わった子どもたちも多く、それぞれに作ったり食べた感想を話しながらみんなでごちそうさま。
しかし!今日の料理教室はこれで終わりではありません。
食べた後の食器や、料理で使ったシンク、コンロなども全部綺麗に片づけて掃除をするまでが調理過程です。

メインのお皿洗いや生ごみをお父さんたちが担当しつつ、子どもたちの中には洗ったお皿を拭いたり片づけたりと率先してお手伝いをする子もたくさん。
片付けが終わり、エプロンや三角巾もしまった後、今日作った料理のレシピを配ってこの日は解散となりました。

子どもたちと一緒に今回料理に挑戦したことで、たくさんの気付きや発見があった方も多かった様子。
「お家でも作ってみようね」という言葉なども飛び交う中、皆さん笑顔で会場を後にしているのがとても印象的でした。

 

実績発表集一覧はこちら