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交流会

第5回ワーク&交流会 報告レポート

2023.12.02

お父さんの仕事と家事・育児の両立を応援する「えひめスクラムプロジェクト」。

11月23日(木・祝)に松山市野外活動センターにて開催された第5回のテーマは、

「自然遊びの達人になろう!」。

「マロ」こと、一般社団法人をかしや代表理事 菊間彰さんを講師に迎え、外遊びの楽しみ方を学びました。

コンセプトは、「おとなもこどもも自由に伸びやかに、自分に戻って遊べる場」。

雨天決行で、雨なら雨の中でも外遊びを楽しめる方法を学べるというものでした。

 

当日は紅葉が映える青空のもと、8組の親子総勢24名で元気いっぱい外遊びを学ぶ講義が開催されました。

集合場所の野外教室でお父さんたちとお子さんが順番に自己紹介。

講師の菊間さんを大きな声で「マロ」と呼ぶ練習もして、一気に親密感が増した雰囲気となりました。

その後は屋外に移動し、自然遊びがスタートです。

準備運動では料理を作る動作とおもしろい擬音に合わせた動きで、子どもたちは菊間先生の言葉に夢中になりました。

次は移動して、黒の画用紙で作ったスライドに自分たちの好きなものを挟んで、太陽に透かして見てみるという遊びをしました。

子どもたちは木に登ったり、地面で草花をとったりしていました。

お父さんたちは一緒に何がいいか相談しながら、いろいろなものを挟んでいました。

菊間先生からは、

「お互い見せっこしてみよう」

「空白があるのも、いいね」

「重ねたらどうなる?」

との言葉があり、お父さんたちにとって子どもたちと過ごす時の声掛けのお手本になっているようでした。座学では学べない貴重な体験となったのはないでしょうか。

その後は、自由に外遊びを楽しむ時間。

一緒に走り回るお父さん。子どもの集めた秋の宝物を持たされるお父さん。

「お水飲んでね」とお世話するお父さん。少しな離れたところで見守るお父さん。

いろいろなタイプのお父さんがいました。

菊間先生は

「正解はないからね」

子どもたちとの向き合い方も様々で、どれも間違いではない。母親と比べ、子どもと過ごす時間が少ないとお悩みのお父さん。無理することなく、自分のスタンスで子どもと接するのでいいとアドバイスします。

 

一度、皆さんで集まり、これからはドングリ拾いをしました。

お父さんと子どもたちは一致団結してドングリを集めます。

集めたドングリを上からかけるドングリシャワーを楽しみました。

順番にドングリシャワーを浴び、子どもたちもお互いにかけ合いをすることで親密さが増しているようでした。

そして、お父さんたちだけが戻り、座談会。

菊間先生を囲んで、家庭で料理をするかや子育ての困りごとを順番に話し、交流を深めていきます。やはり、子育て中のお父さん同士。同じような悩みを抱えていることを知り、自然と笑顔で話が進んでいきます。

まずは料理について、

「料理はしない、センスがない」

「失敗して嫌になった」

「家事は好きだが、料理はしない」

「レシピ通りにやってもできない」

ほとんどのお父さんが家では料理をしないことが判明しました。やはり、料理へのハードルは高いのかもしれません。

菊間先生は、

「料理はセンスじゃない、経験」

ご自身も2人のお子さんの父として、子育てに参加しながら料理はされていたそうです。息子さんのお弁当を作っていたというお話に、お父さんたちからは感嘆の声が漏れます。

そんな中でも、

「共働きなので家事はイーブン、土日どちらかは料理する」

「きっちり分量測ってやる」

というお父さんもいました。働くお母さんが増えたことなど、お父さんたちの家庭環境や性格の違いもあるようです。

 

また菊間先生から「料理は楽しい、とくに子どもと一緒にするのはオススメ」

「料理をすると夫婦仲もよくなる!」

「自分でやった方が絶対に早いし楽だけど、子どもと一緒にする料理って楽しい」

と、子育て中の料理の楽しさや大切さについてのお話も。

 

料理の負担が大きいのは男性に限ったことではなく、女性も一緒。

「お父さんも料理をすることで、お母さんの負担を減らし、子どもと楽しい時間が過ごせる」と自分の体験をふまえてアドバイスがあり、お父さんたちも第一歩を踏み出すきっかけとなったのではないでしょうか。

そこからは子育ての困りごとへと、話題が移ります。

「兄弟とのケンカが多い」

「お母さんともケンカする」

「ワガママじゃなくて、我が強い」

「発達の遅れを感じる」

という困りごとには、兄弟育児中のお父さんのほとんどがうなずいていました。

菊間先生から、

「朝からのストーリーがあって、そうなっている」

「育てにくいと感じることがあっても、その子の個性かも?伸ばすことも考えてみては?」

と、物事を多面的に見るアドバイスがありました。とくに、育てにくいと思ってもそれがその子の個性。個性を生かす子育てをとの言葉には一同がうなずきます。

 

そして、お父さん同士からも

「部活を始めて、関係がよくなった」

「空手に行かせるか?」

という情報交換する場面もありました。

さらに、

「休みの確保」

「動画を見過ぎる」

など、共働きの家庭が増えていることや、スマホなどが身近になった現代ならではのお悩みもありました。実際にスマホやゲームの影響で外遊びが減っていると感じているお父さんも多く、久しぶりに子どもと外遊びをして、その良さを再発見したという意見もありました。

 

「悩んでいたけど、いろんな話を聞いて、そんなに悩む必要ないなと思った」

お母さんに比べて、「パパ友」を作る機会の少ないお父さん同士で悩みに共感し、子育てに悩んでいるのは自分だけではないと思える貴重な機会となったようでした。

 

「思いっ切り走っていて、笑顔が楽しそうだった」

「転勤で愛媛に来て、外遊びができる場所が多くいいところだと感じた」

「虫と触れ合う子どもを見るのは初めてだった」

外遊びの楽しさを、親子で再確認できたお父さんも多くいました。

自然豊かな愛媛だからこそ、外遊びができる場所はたくさんあります。

今日の経験で特別な準備をせず、親子でドングリを拾うだけでも遊びになると知る、いいきっかけとなったようです。

 

ご参加いただき、ありがとうございました。

 

 

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