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今、男性育休を考える セミナー&ワークショップ中予編

2024.03.01

家事や育児は日常のことで、男女問わず関係があります。でもまだ他人事のように思う人もまだまだいます。

えひめスクラムプロジェクトでは、そうした現状を理解して、家庭も仕事も健康的な社会を目指そうと、企業には勉強会、学生には出前授業、お父さんにはワーク&交流会、と対象を絞って、色々な企画をしてきました。

育休も本人だけでなく、家族や職場の同僚にも影響があることです。そこで広く社会全体で考えようと、対象者を絞らないセミナー&ワークショップを県下3か所、東予・中予・南予で開催しました。

今回は中予のワークショップの様子をご報告します。

講師はイクメン・イクボスと言えばこの人、の安藤哲也さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事)

「笑っている父親を増やしたい」と全国で講演や企業向けセミナー、絵本読み聞かせなどをしておられ、様々な団体で精力的な活動を展開されています。

テーマは「「サステナブルなカイシャ、パパママを増やそう!~男性育休は社会を変えるボウリングの一番ピン~」

たかが育休と思う人もいるかもしれませんが、実は社会を変えるには大事なポイントなのだそうです。

会場はサイボウス松山オフィス。今回はオンラインとのハイブリッド開催でした。

会場には老若男女が60名近く集まり、オンラインも30名参加という盛況ぶりに関心の高さが伺えました。

会場いっぱいに集まった参加者を前に、司会から開会のあいさつ後、安藤さんの登場です。

プロフィール紹介をして、いよいよセミナー開始。

「ファザーリング」とは父親を楽しむこと。笑顔の父親の極意を語る講師に、会場の元父親、現役あるいは未来の父親予備軍も熱心に耳を傾けていました。

東京の現状などを取り入れつつ、現在の父親の悩みや課題を指摘。

働き方の見直しや、子育てに参加することのメリットなどを、笑いを混ぜつつ教えていただきました。

講演の後はワークショップの時間です。

ワークでは、個人でワークシートに自分の現状と未来のライフバランスを寄せ鍋に例えて記入します。人によって異なる事情があるので、量や種類も様々でした。

グループワークに移ると、知らない人同士でも、どのテーブルも活発な意見交換が繰り広げられ、盛り上がっていました。

年代や職種によって違う価値観や考え方も共有出来て、改めて家事参画や育休を自分ごとで考えるきっかけになったようです。

参加者からも「勉強になった」だけでなく「安藤さんの目指す社会が実現すれば、良い社会になると思う」という感想をいただきました。

このセミナー&ワークショップでは、家庭から理想の社会に変えていくことができることを示してくれたのではないか、と思いました。

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